- ローカル保存してある以下のような電子文書
- Web上で公開されているが, じっくり読みたい, ネットにつながっていない場合(飛行機で移動中など)も読みたいためにローカル保存してあるようなもの.
- 購入したもの.
- 購入した紙の書籍からスキャンしたもの.
- 自分の作成したもの.
- ウェブページのブックマーク.
これら全てに対して,
- 自分なりの規則性を持ってタグ付けして管理したい.
フォルダ階層管理で十分なものはそれで良いとして,
複数のノードに属させてカテゴリ管理したい場合は, Macエリアス(他のUnixライクOSシンボリックリンク, Windowsショートカット)を多用しなくてはならない. - (同じインターフェイスから)キーワード検索したい.
- 自分の所有する複数のマシンで同じものを閲覧したい.(が, 上記理由でローカル保存はしておきたいもの対象)
とういわけで, かねてから重宝している DropBox と最近使い始めた Evernote を以下のように組み合わせてみた.
(「とっくにそうしているよ」という方ごめんなさい.)
まず, 複数の Mac で同じパスに DropBox のフォルダを配置する.
複数の Windows 機の場合も同じようにできると思う.
iPhone, iPad 他のスマートフォンやタブレット, および Mac/他のUNIXライクOS/Windows 混合で, 以下のようなことができるかは分からない.
- 自分の作成するメモ
Evernote のノートに記述 - 自分の作成する文書のうち
フォルダ階層に収まらない雑多なもの, 複数カテゴリーに属させておきたいもの, 同じインターフェイスから検索できるようにしておきたいものなど.- 編集した(編集中の)ファイルを DropBox に置く
- 作成したノートのURLに file:// を付けて保存した文書のパスを入力.
ノートのURLを編集状態にし, ファインダ(エクスプローラ他)からアイコンをドラッグドロップするとパスを入力できるので頭に file:// をつける. - 内容を表す一部分を Evernote が認識できる形式でクリップしてノートに貼付け.
- Webページのブックマーク.
ウェブブラウザに Evernote 拡張機能をインストールし, その機能でクリップ. - ネット上に公開されている電子書籍や論文をダウンロードしたもの.
- DropBox の適当なフォルダに分類を気にせず保存.
- 文書のタイトルをタイトルにして Evernote にノートを作成.
- 作成したノートのURLに file:// を付けて, 保存した文書のパスを入力.
- 作成したノートに元の URL へのリンクを作成.
(ブラウザのアドレスバーからドラッグドロップ) - 文書の表紙や要約の部分などをクリップして, 作成したノートに貼付け.
スキャンしたものでも, Evernote が OCR してくれるので, 内容でキーワード検索できる.
- 購入した電子書籍や論文
- DropBox の適当なフォルダに分類を気にせず保存.
- 文書のタイトルをタイトルにして Evernote にノートを作成.
- 作成したノートのURLに file:// を付けて保存した文書のパスを入力.
- 文書の表紙や要約の部分などをクリップして, 作成した Evernote のノートに貼付け.
これら全ては自分なりの規則性をもってタグを付けておく.
これで O.K.
また, ウェブブラウザ用に Evernote の拡張機能を入れてあれば, ウェブを検索した時にノート内も検索してくれる(そう設定すれば)ので, 閲覧したかったものがローカル保存済みであれば, ダウンロードの時間が少々短縮できる.
クラウド万歳!